診察のご案内

診察科目

予防医療から外科手術まで、幅広く対応しております。


当クリニックでは予防医療や一般内科、一般外科の他に、特に神経科にも力を注いでおります。
まずはお気軽にご相談ください。


一般内科


元気がない、食欲がない、下痢をするなど様々な症状に対して診察を行います。
症状や状態に合わせてレントゲンや超音波検査、血液検査など必要に応じて検査を行い、診断・治療を行います。

一般外科


当院では血管シーリングシステムを用いて血管を焼烙することが可能なため、血管を縛る糸 (異物) を極力使用せずに避妊手術や去勢手術を行い、異物による体への有害反応を減らすことができます。
また、高画質な内視鏡システムを用いることで万が一おもちゃなど誤食してもお腹を開けずに摘出し、日帰り手術にすることも目指せます。麻酔計画もしっかり立て、手術前にしっかり説明するので安心してお任せいただけると思います。
当院で行える手術は以下のとおりですが、記載がなくても可能な場合や、当院で手術困難と判断された場合には速やかに二次診療施設を紹介しますのでお気軽にご相談ください。
手術例:避妊や去勢などの中性化手術、体表腫瘤(皮膚にできたしこり)の切除、膀胱結石、脾臓摘出、腸切開・腸吻合などの軟部外科。歯科処置、内視鏡下異物除去、内視鏡下生検(腹部)、耳血腫など

循環器科


循環器とは血液を全身に巡らせる(循環させる)臓器を言い、主に心臓を意味します。つまり循環器病とは多くが心臓の病気を指します。
循環器科の症状は主に「最近疲れやすくなった」「呼吸が早い」「咳が出る」「ベロの色が白い、薄い」などで気づかれることが多いです。
10歳を超えて認められることが多いですが、子犬や子猫などの幼弱な動物にも認められる場合があります。
症状が出る前の健康診断時の聴診(胸の音、心音)で初めて指摘される場合も多いので、定期的な検診が早期発見に繋がります。
検査にはレントゲン検査や超音波検査で心臓を評価し、必要に応じてお薬や手術 (高度医療センターへの紹介)などを検討します。

例:僧帽弁閉鎖不全症、肥大型心筋症、動脈管開存症、フィラリア症、肺高血圧症、心原性肺水腫など

泌尿器科


泌尿器科は尿路排泄に関わる臓器の疾患を診療します。
主に腎臓〜尿管〜膀胱〜尿道のトラブルです。腎臓は血液中の老廃物を尿として体外に排出する以外にも尿中から必要な水分を体に再吸収して戻したり、血中のミネラルバランスを整えて血圧を調整したり増血ホルモンを産生するなど、多様な機能を有します。
腎臓に不具合が生じるとこれらの機能が損なわれるため、水の再吸収がうまく起こらずに薄いおしっこが出て、体が乾くのでお水をいっぱい飲むようになったり(多飲多尿)、血圧の調整が上手くいかなくなったり、貧血になったり、尿毒症からアンモニア臭の口臭が出たり、意識が朦朧としたり、発作を起こしたり様々な症状を示します。
腎臓病は残念ながら有効な治療薬が存在しないため病気の進行を遅くするような治療を行うことと、早期発見が大切なため、定期的な血液検査や尿検査が重要です。
他に尿路疾患で問題になるのは膀胱炎や尿路結石がありますので、疾患に合わせてフードの調整やお薬、手術を検討します。急性腎不全で無尿になってしまった場合には早急に血液透析のできる救急病院を紹介します。

例:慢性腎臓病、急性腎臓病、腎盂腎炎、結石(腎、尿管、膀胱、尿道)、膀胱炎、異所性尿管、尿膜間遺残など

眼科


眼科では目の疾患を診療します。目は外から見やすいので飼い主さまが異常に気付くケースが多いです。
眼瞼、角膜、結膜、水晶体、網膜、視神経、眼圧などをチェックします。
当院で対応困難と判断した場合には速やかに眼科専門病院へ紹介いたします。

例:目の打撲、角膜炎、角膜ジストロフィー、結膜炎、ぶどう膜炎、白内障、緑内障、網膜剥離、猫カゼ(FVR)、ダックスフントの進行性網膜萎縮症(PRA)、ミニチュアシュナウザーの突発性後天性網膜変性症(SARDs)、マイボーム腺腫など

皮膚科


皮膚科では皮膚や被毛、外耳の診療を行います。感染症や自己免疫性疾患(自分の細胞を自分のものでないと誤認して排除しようとする防衛反応)、アレルギーやホルモン異常などによる感染・痒み、脱毛、時にはニキビダニなどの寄生虫症や腫瘍などの診療を行います。

例:膿皮症、マラセチア症、ニキビダニ症、アロペシアX、アレルギー(環境、食事)など

腫瘍科


腫瘍科ではいわゆるガンと、ガンでない良性の腫瘤があり、発生場所や由来細胞により症状や予後(今後の病気の進行具合)が大きく変わります。
体表の腫瘤は体を触ることで気付くことがありますが、体の中や血液の腫瘍はなかなか気付きにくく、かなり進行して体調を崩してから気づかれることが多いので定期的な検診が重要になります。
腫瘤の発生部位、大きさ、色、形、硬さなどをチェックし、細胞診や生検により診断を下します。
腫瘍により治療法が大きく異なるので、初めにしっかりとした診断を付けることが非常に大切です。
特に猫で問題になるのが乳腺ガンです。猫の乳腺部にできる腫瘍の90%程度が悪性の乳腺ガンと言われており、大きさが2cm以内に発見して、迷うことなく早期に乳腺および所属リンパ節を全摘出することが望まれます
。腫瘍が小さいから、または大きく切るのは可哀想だから局所で切除して欲しいと思う方が大半ですが、再発を繰り返し何度も手術させてしまったり転移をさせてしまったり、悔やんでも悔みきれないことになるのでお勧めしません。
小さいうちに一気に切り取ることを強くおすすめします。

例:乳腺腫瘍、リンパ腫、脳腫瘍、黒色腫、骨腫瘍、膀胱腫瘍、肺腫瘍、脾臓腫瘍など

歯科


歯の診療を行います。歯は飼い主さまがよく気にして見てくれているので、主に治療相談になります。症状としては歯が汚い、口が臭い、はぐきから血が出ているなどです。
麻酔をかけての歯科処置の必要性を判断したり、歯磨き指導、フード指導を行います。重度の歯周病では全身感染症を起こし、多臓器不全やショックを起こすこともあるので日頃からキレイな歯を維持するよう心がけましょう。
ウサギやハムスターなどでは前歯または奥歯も伸び続けるため不正咬合から食欲不振に陥ることが多いので、奥歯もしっかりとチェックします。
当院で治療困難と判断された場合には歯科専門病院を紹介いたします。

例:歯周病、歯垢除去、抜歯、不正咬合など

呼吸器科


呼吸器は鼻から気管、肺に続く気道の診療を行います。
主な症状は苦しそう、呼吸に変な音がする、咳、痰、鼻水などがあります。
レントゲン検査で気管や肺を評価したり、必要に応じてCTやMRIなどを行える施設に紹介します。

例:気管虚脱、肺炎、気管支炎、猫風邪、猫喘息、鼻炎、副鼻腔炎、鼻咽頭ポリープ、肺水腫など

耳鼻科


少し呼吸器科や皮膚科ともかぶるところはありますが、主に鼻の中や耳の中の診療を行います。
症状は耳が臭い、首の裏を掻いているなどが主になります。
しかし、耳は音を聞くだけでなく体の平衡バランスや加速度なども感知しているため、中耳炎や内耳炎がひどくなると頭が一方に傾いたり、目や体が揺れるなどの症状を起こします。
しかし、鼻の中や耳の鼓膜の奥は頭蓋骨に囲まれているため、レントゲンだけでは評価が難しい場合があるので、必要に応じてCTやMRIを撮影できる施設に紹介します。

例:外耳炎、中耳炎、内耳炎、鼻炎、鼻腔内異物、リンパ球形質細胞性鼻炎、鼻咽頭ポリープなど

整形外科


整形外科では主に骨や関節の評価を行います。
膝関節の脱臼や股関節の異常、靭帯損傷や様々な骨の骨折などが認められます。
症状は足の運びが不安定、ふらつく、3本足で歩く、途中で折れてしまっているなどが認められます。
触診やレントゲン検査などで重症度や緊急度などを評価し、保存療法やお薬、手術などの必要性を検討します。

例;骨折、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂、関節炎、股関節形成不全、筋障害など

脳神経科


脳神経科では主に脳や脊髄、末梢神経の評価をします。
症状としては意識が無くなり全身発作を起こした、1点を見つめて動かない、足が動かない、目の瞳孔が左右不対称、顔の筋肉が下がっている、腰が痛そう、首の裏を一生懸命掻いているなどがあります。
特にてんかんにおいては脳の電気的な異常であり、異常が起こっていない時は全く普通の生活を送っていますので、初めて飼い主さんが症状を目撃した際には突然起こった症状の激しさに、そのまま死んでしまうのではないかと錯覚するほどショックを受けます。
基本的には1〜3分程度で収まりますので、呼吸が止まるんじゃないかと心配して慌てて口の中に手を入れてベロを引っ張ったり、何かを噛ませたりせずに時間を測定しながら静観して大丈夫です。
発作や発作前の異常な様子を動画で撮影しておくと診断にとても役に立ちます。
ていねいな問診や神経学的検査、血液検査、レントゲン検査など組み合わせて診断を行いますが、必要な場合にはCTやMRI、脳波検査まで行える施設を紹介します。

例;てんかん、認知症、椎間板ヘルニア、脳腫瘍、脳炎、キアリ様奇形、ラフォラ病など